クロスバイクにおしゃれなミラーを取り付けた話。Hafnyのバックミラーがおすすめ!

クロスバイクにおしゃれなミラーを取り付けた話。Hafnyのバックミラーがおすすめ!

こんにちは、nomarfです。

去年、友人に勧められてクロスバイクを買いました。

愛車はBianchi(ビアンキ)の「Roma 2」2017年モデル、マットマンバ色です。

いやー、凄いですよね、クロスバイク。ちょっと漕ぐだけでスルスル進む!凄い!速い!気持ちいい!

ママチャリの時は、あまりスピードを出さずにのんびりと歩道を走ることが多かったのですが(もちろん歩行者優先の気持ちを持って走っていました)、クロスバイクの速さだと、さすがにガシガシ歩道を走るわけにもいかず。。もちろん法律で認められている様に危険回避目的で歩道を徐行することもあるのですが、基本は車道を走る様になりました。

しかしそうすると、やはり、怖いんですよね〜。車が。

今回は、その対策で購入したミラーについて紹介します。

前置き:車道を走るのが怖い

まずは前置きから。前置きと言いつつ半分愚痴です。「さっさと商品について読ませろや!」という方はコチラから。

さて、自転車乗りの方にはわかってもらえると思いますが、車道を走っていると怖い思いをすることがありませんか?大抵の車は間隔をあけて抜いていってくれるんですが、中にはギリギリの間隔かつ猛スピードで抜いていく車がいたり。。

いやまあこの日本の狭い道路で、時速20kmとかで走る自転車を邪魔だと思う人がいてもおかしくないとは思うんですが、とはいえあんな風に露骨に煽る様なことをされると…正直めちゃくちゃ怖いですね。

それにそんな事をされたところで、自転車は「基本は車道を走れ」とお上に言われてますし。自転車を邪魔に思う車のドライバーの気持ちもわからなくはないけど、そこはお互い様精神で、優しさを持って運転してもらえると嬉しいなぁなんて思ったり。

しかし残念ながらそんな心の声は届く事なく、車道を走って怖い思いをすることもしばしば。で、接触が怖いから、なるべく端の方に寄ろうとはするんですが…路側帯には一定の間隔で排水口がありますよね。これがまた曲者で。

綺麗に整備されて平らな状態であればいいのですが、なんか排水口まわりのアスファルトがやたら盛り上がっている時とがあるんですよね。ハンドル取られて転倒でもしたら、そしてそこに運悪く車が通りかかったら、と考えると、怖くて怖くて。

あと、路側帯のコンクリート(?)部分とアスファルト部分に段差がある道路も、やはりハンドル取られそうで怖い。

なのでなるべく路側帯ではなくアスファルト部分を走りたいんだけど、でもあんまり内側過ぎると今度は車に轢かれそうで怖い(以下、最初に戻る)。

という感じで、それなりに交通量があるのに片側一車線ずつしかない狭い道路を走る時など、もうドッキドキです。ずっとドキドキしながら走ってる。正直言って楽しくない。

これはどうにもいかんと思って、考えたんですよ。「後ろから車が来ているかどうかを確認できるだけでも、走りやすくなるのではないか?」と。

自転車用ミラーを買いました

というわけで前置きが長く借りましたが、この度、買ってみました。バックミラー。

買ったのはHafnyの「ミラーラウンドタイプ MKⅡ」。

スポーツバイクは走りの追求のため、無駄な装備を削ぎ落とす…みたいな美学があると思いますが、そんなことより「身の安全」と何より「安心」を取ることにしました。危険回避の手段は多いに越したことはないですからね。

Hafnyのバックミラー「ミラーラウンドタイプ MKⅡ」を選んだ理由

ミラーが様々ある中でHafnyのミラーラウンドタイプ MKⅡを選んだ理由は、大きくて見やすく、かつ、見た目的にもクロスバイクに合いそう。これに尽きますね。

最初は目立たない様に小さいものを探したりもしましたが、そうすると小さすぎて見にくそうだったり。小ささによる視野の狭さをカバーするために、凸面鏡を使っているタイプのものもありましたが、もともと小さい範囲に無理に広い視野を写しているので、やっぱり見辛そう。

せっかく付けるのに、「見た目のおしゃれさを優先した結果、ミラーとして見にくい」のでは本末転倒というか、つける意味がなくなってしまう様で。。

そう思って大きめミラーのを探すと、今度は見た目があまりにもイマイチだったり。や、今しがた「見た目のおしゃれさを優先したせいでミラーとして見にくいのでは本末転倒」と書いたばかりですが、それでもやっぱりね、「見た目」って、大事じゃないですか(笑)。

しかし大きめのミラーを探すと、丸型とか、丸みを帯びた四角とか、色々あったんですが、どうにもこうにも「クロスバイクのスポーティさ」には合わなそうに見えてしまったんですよね。

大きめの丸型も、クラシカルな自転車には合いそうな感じだったので、決して「モノとしておしゃれじゃない」というわけではなかったのですが。「自分の愛車には合わなさそう」って感じだったんですね。

そんな中見つけたのが、このHafny「ミラーラウンドタイプ MKⅡ」でした。

流線形のアームと、流線的かつシャープな印象のあるミラー部。パッと見たときの印象が「クロスバイクに合いそう!」な感じだったのでこれを選ぶことにしました。

Hafnyのバックミラー「ミラーラウンドタイプ MKⅡ」の仕様と特徴

  • ミラー部のサイズ:幅約116mm × 高さ約52mm

一定幅でないので、最大部のサイズです。これだけあればかなり見やすいです。

  • ハンドル部取り付け径22.2mm

ハンドルバーの太さが22.2mmまでの対応とのこと。場所を選びますね。

  • 重量 : 約132g (クランプ含)

走りを追求している方には気になるのでしょうか、重量。私は特に気にしていないのでこの項目は無問題でした。

  • ミラー色はブルー・シルバーから選べる

通常色のシルバーに対して、+270円(記事執筆中の2018年2月現在)でブルーを選ぶことができます。

世間知らずなもので「鏡で青色ってなんぞや?」状態だったんですが、ググって見たところ、ブルーミラーには減光効果があり、後続車のヘッドライトが眩しすぎて見えないという状況を避けることができるんだそうな。なるほど。

一応デメリットが無いかと思って追加で調べて見たんですが、「ブルーライトにしたせいで見えづらくなった」という様な話は、調べた限りでは見当たりませんでした。

致命的なデメリットが無いのであれば、+270円くらいなら許容範囲かなと思い、私はブルーを選択しました。

Hafnyのバックミラー「ミラーラウンドタイプ MKⅡ」を取り付けてみた

ここから実際に取り付けた際の様子です。

まず開封すると、本体と小さな白い箱が。

白い箱の中にはクランプが入っていました。

早速取り付けたいと思いますが、ここで一つ問題が。

我が愛車Bianchi Roma 2(2017年モデル)は、ハンドル部が中心に近づくほど太くなる形状。しかし、シフトインジケーターを避けてミラーのクランプを取り付けようとすると、その太い部分にさしかかってしまい、取り付け径22.2mmをオーバー。この状態のままでは付けられず…

なので。シフトインジケーターを内側にズラして、

シフトインジケーターとブレーキレバーの間、まだハンドルが細い部分に、ミラーを取り付けることにしました。

シフトレバーが若干内側に寄ってしまうのですが、実際位置を動かしてから確認したところ普通に指が届いたので、特に問題無しと判断。

※私の場合は結果的に単体で取り付けることができましたが、ハンドルの太さによってはエクステンション等をつける必要が生じると思います。ハンドルの太さをしっかり確認することをお勧めします。

というわけで取り付け完了です。後ろから見るとこんな感じ。じゃーん。

横から。個人的にはそれほどミラーだけが浮く様な違和感もなく、良い感じに溶け込んでいるかなぁと思うんですが、いかがでしょう。

ついでに前から。

サドルに跨った状態の視点からは、こんな感じで後方を見ることができます。

後方がしっかりと確認できます。袖が少し邪魔になっていますが、腕を自然な状態にしてコレなので、右ひじを少し引っ込めればより内側も見ることができます。

この「ミラーラウンドタイプ MKⅡ」では、ミラー部の左右方向の位置は、クランプの設定位置で決まってしまいます

先ほど、ハンドルの太さの都合で、ミラーをシフトレバーよりも外側につけることにしましたが、結果的には外側につけて正解でした。というのも、仮にシフトレバーの内側にミラーを付けてしまっていたら、おそらくミラーの大部分に右腕が写って邪魔になっていただろうと思います。

アーム部分は左右方向への可動域を持っていないので、クランプ自体をなるべく外側につける必要があります。

実際に走ってみて

実際に10kmほど走ってみたんですが…いやー、良いですね。

ちらりと目線を落とすだけで接近中の車を確認できるので、走っていてとても安心感があります。

また、「路肩の状態が悪いので少し車線内側に膨らみたい時」なども、ミラーで車がいないか確認することができるので、とても楽です。(後ろを振り返ってしまうと、それだけで少しハンドルを傾けてしまったりするので逆に怖いんですよね。前方への注意も少しの間とはいえ完全に中断してしまうし)

それと、購入時に想定してなかったけれど良かった点が一つ。

今回のHafny「ミラーラウンドタイプ MKⅡ」だと、ミラーをハンドルよりもだいぶ高い位置に設置できるので、目線を落とす幅がかなり少なくて済みます。これが凄く良かったです。前方から目を話す時間はなるべく短くしたいので、いい意味で想定外の副産物でした。

総じて、自転車で走る上で大きなストレスだった「車に対する恐怖感」を一気に和らげることができました。(もちろん、引き続き油断せずにしっかりと注意を払う必要がありますが)

また、ブルーライトの効果について、帰りはライトをつける必要がある時間帯だったのですが、後方の車のヘッドライトを眩しく感じることは一切なかったです。シルバーは未使用なので比較はできないのですが、少なくともブルーを使用して困ったことはありませんでした。

まとめ:Hafny ミラーラウンドタイプ MKⅡ

おすすめポイント

  • 大きくて見やすい
  • 高めに配置すれば目線を少し下げるだけで確認できる
  • ブルーミラータイプが選択できる(+270円)

デメリットおよび注意点

  • 比較的、値段が高い
  • 取り付けられるバーの太さは最大で22.5mm(場合によってはエクステンション等が必要になる)

個人的には、見た目・使用感とも、値段に見合うだけのものだったので、とても満足しています。取り付ける位置とバーの径だけは、買う前に確認する必要がありますが、それ以外は特に気になるような部分はありませんでした。

見た目が嫌いでなければ、ぜひオススメしたい商品です。

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